2010年05月27日

板橋資産家殺人事件1年、フェンス越え侵入か(読売新聞)

 東京都板橋区で昨年5月、放火された邸宅の焼け跡から、不動産賃貸業の瀬田英一さん(当時74歳)と妻の千枝子さん(当時69歳)の遺体が見つかった殺人放火事件で、犯人は、防犯センサーが設置されていない金網フェンスを乗り越え、瀬田さん宅に侵入した疑いが強いことが、警視庁幹部への取材でわかった。

 同庁は、犯人が、事前に瀬田さん宅の構造を把握していた可能性があるとみて捜査している。事件は25日で発生から1年を迎える。

 ◇フェンスの泥◇

 板橋区弥生町の瀬田さん宅の敷地は約2000平方メートルに上り、高さ約2メートルのコンクリート塀と約1・5〜2メートルの金網フェンスで囲まれている。4か所の出入り口のうち正面の2か所には、人の侵入を感知する赤外線センサーが設置され、残りの2か所は施錠されていた。

 しかし、同庁幹部によると、事件発生直前の昨年5月24日夜から25日未明にセンサーが反応したような形跡はなく、裏門近くの金網フェンスの上から、足をかけた際に付着したとみられる泥が検出された。フェンスには、よしず(すだれの一種)が立てかけられ、その一部が折れていた。何者かが足をかけた時に折れたとみられ、同庁は、侵入経路になった可能性が高いとみている。

 ◇消えた権利証◇

 瀬田さんは24日夜は自宅で過ごしており、午後10時30分過ぎ、千枝子さんが車で帰宅した。1階居間付近から出火したのは約2時間後。2人は刃物で刺されるなどして、ほぼ同時刻に死亡したと推定される。

 当時、家の中には多額の現金が保管されていたとみられ、タンスが開き、居間にあったキャビネットはカギが壊され、中身が空になっていた。同庁が親族から話を聞いた結果、キャビネットには多数の不動産の権利証や指輪が入っていた可能性が高く、犯人が持ち去った疑いが浮上している。

 ◇手つかずの札束◇

 千枝子さんと2人暮らしだった瀬田さんは、自宅周辺に広大な土地を所有し、近所や東京・池袋の飲食店で知り合った客に飲み物を振る舞うなど、資産家であることを隠そうとしていなかった。このため同庁は、金銭目的の犯行とみているが、2人の殺害場所とみられる居間の隣の居室の布団の下から現金約1000万円が手つかずの状態で見つかるなど不審な点も多い。

 夫妻は普段、自宅に親族や友人を招くことが少なかったが、遺体には犯人に抵抗した際の傷が付いていなかった。同庁は、事情を知った人物の可能性もあるとみているものの、放火によって物証の多くが焼失し、捜査は難航している。

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2010年05月18日

賞味期限切れ菓子5箱、1か月間にわたり販売(読売新聞)

 名古屋鉄道の駅で売店を運営する子会社「名鉄産業」(名古屋市南区)は、名古屋市熱田区の金山駅構内の売店で、賞味期限切れの菓子5箱を誤って販売したと13日、発表した。

 これまで健康被害の報告はないという。

 同社によると、同駅の売店「サンコス金山店」で、「パウンドケーキ詰め合わせ」の6個入り4箱と12個入り1箱を、賞味期限が切れた4月11日から今月12日までの約1か月間にわたって販売。同店では、商品発注の際に在庫の賞味期限を確認していたが、この商品は売れ行きが鈍って発注の間隔が延びていたため、確認が漏れていたという。12日の在庫確認で発覚した。

 同社は、該当商品の購入が確認できた人に、返金か商品交換を行うとしている。問い合わせは、同社(052・821・2109)。

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2010年05月11日

平城宮跡 1300人の天平行列 色鮮やかな衣装まとい(毎日新聞)

 平城遷都1300年祭が開かれている奈良市の平城宮跡で3日、「1300人の天平行列」が行われ、5月の新緑に映える色鮮やかな再現衣装をまとった一行が、並木道などをゆっくり練り歩いた。

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 行列は元明天皇一行が、藤原京(奈良県橿原市)から平城京に遷都した様子を再現した。貴族役の女性は桃色やだいだい色の絹の衣装をまとい、顔を隠すうちわ形の「さしば」を手に、復元された大極殿に向かって会場内を歩いた。

 見学した奈良市の会社員、中山未幸さん(23)は「きれいな衣装でした。行列に参加した子供もかわいらしかった。当時のことを思い浮かべました」と話していた。

 9日午後1時半からは、聖武天皇と光明皇后を中心とした1300人の行列が予定されている。【上野宏人】

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